2017.05.28
部分矯正にしてはめずらしく、抜歯を行った症例です。
患者さまは20代女性の学生。就活を控えて出っ歯を短期間で治すことをご希望でした。
出っ歯の前突度合いが大きく、また下の歯も叢生(歯並びがガタガタ)がある状況でした。
また患者さまのご希望としては、「出っ歯を治したい」「就活を控えており、なるべく早く治療したい」というご希望でした。
複数の治療プランが考えられたので、治療前のコンサルテーションでお話しして、最後は患者さまと治療プランを決定していきます。
歯槽骨(歯の生えている骨)のスペースに対して歯が過剰にありましたので抜歯が必要な状況でした。
時間があれば、小臼歯(4番)を抜歯、犬歯(3番)を後方に移動、側切歯(2番)を前方移動と前歯を下げることもできました。
しかし、側切歯(2番)を抜歯して前歯を後方移動したほうが治療期間が短縮できたので、その治療プランを選択しました。
結果、5か月という短期間で良好な結果が得られました。就活も決まってよかったです。
患者様の属性 | 20代女性 |
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矯正期間 | 5か月 |
矯正装置の種類 | 表側矯正 |
矯正装置の料金(税別) | 200,000円 |
処置料(税別) | 5,000円 |